目次
第1章 世界的に見た口腔疾患の有病状況
口腔保健の動向
う蝕有病状況
歯周疾患の有病状況
口腔疾患の予防
歯に対する態度の変化
患者の責任
開業医の責任
結論
第2章 口腔保健治療の地球的な資源
口腔保健要員
人口に対する口腔保健要員の比率
口腔保健要員の有用性の増加
過去における口腔保健要員の回顧
口腔保健要員の将来
結合された保健チーム
歯科治療システムとその傾向
ニーズ分析
歯科治療への改善方法
第3章 口腔疾患の病原因子
プラーク(歯垢)
プラーク形成
プラーク指数
プラーク形成速度とそのパターン
プラークの生態学
病原微生物
う蝕の病因論に関係する特定の菌叢
歯周疾患の病因論に関連する特異最近叢
第4章 口腔疾患の改変因子
用語の定義
外因性(環境因子)のリスク指標、リスクファクターおよび予後のリスクファクター
う蝕
歯周疾患
内因性(内在性)のリスク指標、リスクファクターおよび予後のリスクファクター
う蝕
歯周疾患
第5章 歯の喪失、う蝕と歯周疾患のリスク像
リスク像:リスクを予測する方法と患者とのコミュニケーション
歯の喪失のリスク像
う蝕と歯周疾患のリスク像
第6章 口腔疾患予防のためのプラーク・コントロール
機械的プラーク・コントロール
セルフケア
専門家による機械的歯面清掃(PMTC)
プラーク沈着の要因(Plaque-retentive factors)
要約
化学的プラーク・コントロール
セルフケア
専門家による化学的プラーク・コントロール(PCPC)
化学的プラーク・コントロールの目標
化学的プラーク・コントロール剤の効果に影響を及ぼす因子
抗プラーク効果
運搬媒介物
要約
第7章 その他のう蝕予防要因
フッ化物
分布と摂取
毒性
歯の形成におけるフッ化物の萌出前効果
歯の萌出後におけるフッ化物の効果
局所応用のためのフッ化物製剤と化合物
フッ化物の自己局所応用のための供給システム
専門的フッ化物局所応用のための供給システム
フッシャー・シーラント
適応症
開発
応用
効果
食生活の管理
唾液刺激
第8章 小児と青少年に対する効果的なう蝕予防・抑制法
対象集団のう蝕発病性
高度のう蝕発病性と有病性
程度から中程度のう蝕発病性
リスク予測に基づく統合的なう蝕予防
鍵となるリスクを有する年齢群
鍵となるリスクを有する個人
鍵となるリスクを有する歯と歯面
第9章 口腔保健の目標
第10章 口腔保健状態に及ぼす歯科医療保険制度の影響
保健医療の室の管理指針
固定性医療費
一人当たり医療費税制
保健維持組織機構
予防的治療の進展とその有効性
公衆衛生基金
歯科医療保険システムの提案
第11章 ニーズに結びつけた予防プログラム
スクリーニングと患者の生活記録
診査と検査
発病リスクの分類
初期集約治療
再評価
メインテナンス期間
リコール診査
実施法
第12章 クオリティ・コントロールのための診断と分析疫学
う蝕の診断
頬側と舌側のエナメル質う蝕
隣接面エナメル質う蝕
隣接面象牙質う蝕
裂溝う蝕
歯根面う蝕
地域う蝕治療必要度指数(CCITN)(Axelsson,1988a)
歯周疾患の診断
歯肉炎の診断
歯周炎の診断
分類
アタッチメント・ロスの診査
地域歯周疾患治療必要度指数(CPITN)
活動病変:プロービングによる出血と歯周プロービング温度
質的管理のための分析疫学
目的
疾患有病
治療の必要性
病因論
口腔疫学システム
索引