目次
編集委員・執筆者一覧
序文
【話題のトピックス】
[トレンド]
■ユーロクレフト・プロジェクト1996-2000
William C Shaw/Gunvor Semb/Pauline Nelson
Viveca Brattström/Kirsten Mølsted
Birte Prahl-Andersen/Karsten Gundlach
訳)吉田礼子
■矯正治療に影響を及ぼす薬物や全身的因子
Joanna B Tyrovola/Meropi N Spyropoulos
訳)山崎健一/柴崎好伸
[診査]
■下顎枝・下顎頭の形態異常と頸椎および頸部筋の形態異常との関連性について
-長期観察症例
近藤悦子
[診断・治療]
■無髄歯の矯正治療
栗原三郎
■混合歯列期の矯正治療
宮島邦彰/James A McNamara,Jr
■先天異常症例における顎顔面頭蓋の歯科矯正学的評価の必要性
-Treacher Collins Syndromeと鎖骨頭蓋異骨症の比較
梅村幸生
[マネジメント]
■矯正治療期間を短縮するためのパラダイムシフト
亀田 剛
【特集:抜歯・非抜歯を検討する】
[第I部 抜歯-的確な診断から効率的な治療へ]
■矯正臨床の抜歯問題の過去形と現在進行形-矯正治療に決まった方程式はない
福原達郎
■矯正治療における抜歯の頻度
(1)新潟大学歯学部附属病院矯正科来院患者における抜歯頻度の調査結果から
森田修一/近藤由香里/中村順一
町田直樹/中川麻里/中川公貴/花田晃治
(2)日大松戸歯科病院矯正科の症例別抜歯頻度をもとに考える
葛西一貴/小野修一
■抜歯・非抜歯の診断基準
(1)矯正治療における治療目標から考える
川本達雄
(2)ディスクレパンシーの量から考える
清水典佳/納村晉吉
■成長期の診断基準と抜歯・非抜歯治療
(1)早期の抜歯には確率の高い予測と慎重さが要求される
後藤滋巳/小川清隆
(2)バイオプログレッシブ・セラピーでの診断、治療計画
小坂 肇
■成人症例における診断基準と抜歯・非抜歯
(1)大臼歯抜去、非対称への便宜抜歯、外科矯正での片顎抜歯の症例から
保田好隆
(2)Additional Extractionにより治療した成人II級1類の症例
尾崎武正
■咬合確率のための抜歯-なぜそこに歯があるのか
中島榮一郎
■顎関節症の矯正治療における抜歯
山田一尋
■歯周治療と矯正治療にかかわる抜歯
篠倉 均/篠倉恵子/小林 仁
■著しい上顎前突症の外科矯正治療と抜歯
横田 盛/緒方ゆりや/日浦賢治
■唇顎口蓋裂術後の矯正治療における抜歯-片側性唇顎口蓋裂における2段階口蓋形成法と1段階形成法との比較
石井一裕/小野和宏/新井透/朝日藤寿一
[第II部 症例からみた抜歯・非抜歯の診断]
■抜歯症例
(1)成人上顎前突に対し4 4抜歯で対応した症例
田中進平/三宅泰貴
(2)成長期上顎前突に対し第一小臼歯4本抜歯で対応した症例
福井隆彦
(3)骨格性下顎前突に対し第一小臼歯4本抜歯で対応した症例
堀内敦彦
(4)上下顎前突に対し第一小臼歯4本抜歯で対応した症例
花岡 宏
(5)下顎前歯2本先欠を伴う開咬に対し4 4抜歯で対応した症例
柄 博治
(6)過蓋咬合に対し4 4,5 5,8 8 8 8を抜歯して対応した症例
土持 正
(7)偏位咬合に対し抜歯で対応した症例
齋藤 功/関 康弘
(8)叢生に対し抜歯で対応した症例
平出隆俊
(9)アングルI級叢生に対し抜歯で対応した症例
小川邦彦
■非抜歯症例
患者の希望および歯周疾患と補綴・咬合治療の必要性から非抜歯治療が選択された症例
山本照子
■抜歯せずに困った症例
(1)反対咬合と上顎前突の症例から
片田英憲/山口秀晴
(2)非抜歯で治療後、再診断後に抜歯した症例
中川麻里/森田修一/花田晃治
■抜歯したために困った症例
成人反対咬合症例における下顎小臼歯抜去についての是非
戒田清和/磯野浩昭/平下斐雄
■抜歯するか保存するか迷った症例
(1)両側性口唇顎裂と下顎前突を伴う症例
田中 巽
(2)「とりあえず保存した例」と「やはり抜歯した例」から
西村則彦/氷室利彦
[第III部 矯正における抜歯の周辺]
■咬合誘導(育成)のための抜歯はありうるか
(1)咬合育成における第一小臼歯の抜去とその影響
伊藤学而/濱坂卓郎
(2)成長期にある患者に対する長期咬合管理の考え方
五十嵐 薫/三谷英夫
■抜歯とインフォームド・コンセント
大野粛英/三河やす代
■抜歯と移植との関係を考える
(1)矯正治療と歯の自家移植
月星光博/月星千恵
(2)わが国とスカンジナビア地域における歯の自家移植と考え方
毛利 環/Lars Bondemark/Kari Line Roald
(3)歯の凍結保存と移植
芳澤享子/濱本宜興/小林正治/毛利 環