目次
はじめに
はじめに ヤン・リンデ
推薦のことば ニクラク・ラング
第1章 歯周治療
歯周疾患の診査
臨床的歯周ポケットの深さ
プロービング時の出血(BoP)
臨床的アタッチメントレベル
根分岐部病変
歯の動揺
口腔衛生状態
歯肉出血指数
プラークインデックス
原因除去治療の目的
動機付け:情報提供の効果
歯肉縁下のインスツルメンテーションを伴わない歯肉縁上プラークコントロール
の効果
歯肉縁上のプラークコントロールを伴わない歯肉縁下のインスツルメンテーショ
ンの効果
歯肉縁上のプラークコントロールを伴う歯肉縁下のインスツルメンテーションの
効果
部位による歯肉縁下のインスツルメンテーションの効果
結論
参考文献
第2章 動機付け
患者への“動機付け”は何を意味するのか
基本的な行動
患者とのコミュニケーション
動機付けに必要な注意点
う蝕と歯周病に関する情報:疾患についてどのように患者に説明するか
歯周疾患患者をどのように動機付けするか
患者との会話のシミュレーション(説明例)
1.歯周疾患の原因
2.どのように治療する?
3.どのように歯周病の再発を予防する?
家庭での口腔衛生についての患者教育
なぜ最初の来院で治療を行わない?
コミュニケーションの方法
コミュニケーションの失敗:最も多くみられる誤り
参考文献
第3章 天然歯とインプラントのプラークコントロール
1)染め出し剤
2)歯ブラシ
3)ブラッシング法
バス法
バス改良法
ローリング法
4)歯磨剤
5)歯間部清掃用具
a)デンタルフロス
b)木製トゥースピック
c)歯間ブラシ
6)特殊な清掃用具
スーパーフロス
フロススレッダー
シングルタフテッドブラシ
ペリオエイド
イリゲーター
シングルタフテッドの電動歯ブラシ
洗口剤
参考文献
第4章 スケーリング&ルートプレーニング
定義
スケーリングとルートプレーニングの器具と操作方法
1)超音波スケーラーとソニックスケーラー
超音波スケーラーとソニックスケーラーの使用
2)手用器具
手用器具の一般的な特徴
ユニバーサルキュレットとシックルスケーラー
ユニバーサルキュレットの作業部
シックルスケーラーの作業部
グレーシーキュレット
グレーシーキュレットの切縁の見分け方
器具の把持とフィンガーレスト
治療部位と術者の位置関係
右利きの術者
左利きの術者
両利きの術者
グレーシーキュレットの使用
ユニバーサルキュレットとシックルスケーラーの使用
ルート・プレーニングに関する考慮
シンテッテ キュレット
到達困難な部位に用いる器具
到達困難な部位の症例(患者:B.R.男性、35歳)
スケーリングとルートプレーニングのための治療プログラム
症例:患者R.G(男性、63歳)
3)回転式器具とその使用
参考文献
第5章 インスツルメントのシャープニング
シャープニングのゴール
側面のシャープニング
上面のシャープニング
参考文献
第6章 知覚過敏症の処置
専門家よる塗布
シュウ酸カリウム
フッ化ナトリウム
水酸化カルシウム
ホームケアで行う塗布
参考文献
第7章 天然歯とインプラントのメインテナンス
歯周治療後、または感受性の高い患者がメインテナンス治療に参加し協力して得ら
れる結果
歯周治療後、あるいは歯周病の感受性の高い患者がメインテナンス治療に参加した
が、十分な水準の口腔清掃を維持できなかった場合に得られる結果
歯周治療後、あるいは歯周病に感受性の高い患者がメインテナンス治療に参加しな
かった場合に得られる結果
歯周病の治療を受けた患者の定期的なリコール時に何を行うか?
a)リスクレベルと歯周組織の状態の再評価
1)歯肉出血指数(G.B.I.)-AinamoとBay 1975
2)プラーク指数(PI.I.)-O'Learyら1972
3)臨床的ポケットとプロービング時の出欠の有無(BoP)
4)歯肉退縮
5)根分岐部病変
6)歯の動揺度
7)プラークの付着因子
8)歯肉病変
9)う蝕およびエックス線診査
b)サポート治療
1)動機付けの強化
2)プラークコントロールの再指導
c)歯肉炎および歯周病の再発の評価と治療
広汎型の再感染
限局型の再感染
d)歯面研磨と知覚過敏症の治療
インプラントのメインテナンス治療
定期的なリコール時にインプラント患者に何を行うか
a)インプラント周囲粘膜とプラークコントロールの診査と再評価
b)サポート治療
c)粘膜炎症の治療
d)インプラントと補綴物の研磨
効果的な口腔衛生のサービスをどのように行うか
治療後の患者をどのようにメインテナンスプログラムに参加させるか
参考文献