目次
第1章 歯周治療を始める前に
はじめに
1.歯周治療の目標って何?
1)3つの症例が語る歯科医療のゴール
2)「予防的メインテナンス」の提供が歯科医療従事者の仕事
2.歯科衛生士の役割って大きい!
1)歯科医療の中の4つの役割
2)歯周治療の中での2つの役割
3.治療前のモチベーションと適切な情報提供
1)患者さんへの情報提供とモチベーションの重要性
2)誤った情報提供が招く結果
3)正しい情報を患者さんに提供しよう
第2章 診査
1.診査の目的と項目
1)各治療段階における診査の目的
2)診査の項目
2.診査の方法と内容-治療に役立つ情報を集めよう-
1)問診
2)軟組織の診査
3)エックス線写真による診査
4)プロービング
5)その他の診査
第3章 モチベーション
1.モチベーションの目的とは?
1)モチべーションは一歩踏み出す「きっかけ作り」と「はずみをつける力」
2.患者さんを惹きつけるものとは?
1)モチベーションに影響する要因
2)患者さんを惹きつけるものとは
3.モチベーションのポイント
1)できるだけ早期に、意欲的な時期をつかんで
2)「わかりやすい!」が大切
3)何を伝えたいかを明確にして行う
4.ブラッシング指導の実際
第4章 スケーリング・ルートプレーニング
1.スケーリング・ルートプレーニングを始める前に
1)歯周治療におけるスケーリング・ルートプレーニングの位置づけ
2)プラークコントロールにおける互いの協力
2.スケーリング・ルートプレーニングの定義と目的
1)スケーリング・ルートプレーニングの定義
2)スケーリング・ルートプレーニングの目的
3.スケーリング・ルートプレーニングの手順
4.スケーリング・ルートプレーニングに使用する器具
(グレーシーキュレットを中心に)
1)エキスプローラー
2)スケーラー
5.ポジショニング
1)効果的なポジショニングとは
2)効果的な固定点をとるためのポジショニングとは
第5章 スケーリング・ルートプレーニングを困難にする要因と限界
1.スケーリング・ルートプレーニングを困難にする要因と対応
1)スケーリング・ルートプレーニングを困難にする要因を知ろう
2)歯石を取り残しやすい部位
3)到達困難な部位への器具の適合
2.スケーリング・ルートプレーニングによる治癒の状態
1)ポケットの深さによる治癒の状態の違いを知ろう
第6章 再評価で何を見るか
1.再評価の時期と目的
1)いつ、何を目的に再評価するか
2)再評価時に見るポイント
2.再評価での診査事項
1)初期治療後の再評価で確認すべきこと
第7章 メインテナンス
1.メインテナンスの意義と価値
1)メインテナンスはなぜ重要?
2)メインテナンスの目的
2.メインテナンスの実際
1)メインテナンスに入る前に
2)メインテナンスの内容
3)4つの分類に応じたメインテナンスの内容
4)メインテナンス時におけるインスツルメンテーションと患者指導のポイント
5)メインテナンスは患者さんとの長いおつきあい
付録 歯周疾患は“細菌バイオフィルム感染症
1.口腔内における細菌バイオフィルムって?
2.口腔内で細菌バイオフィルムが認められる部位
3.細菌バイオフィルムの病原性とは
4.細菌バイオフィルムの抑制
5.細菌バイオフィルムの感染症の治療法