目次
第1章 術前診査(林 宏行)
1.問診および現症の診査
2.器具の消毒法
A.無菌的処置の重要性
B.滅菌と消毒
C.各種の滅菌・消毒法
第2章 無菌的処置法(中村 洋)
1.ラバーダム防湿法
2.ラバーダム防湿法の実際
A.ラバーダム防湿に使用する器具
B.各種クランプ
C.ラバーダム防湿法の手順
3.隔壁形成法
A.隔壁法に使用する材料
B.隔壁形成法の手順
第3章 歯髄除痛法(一戸達也)
1.麻酔法
A.局所麻酔薬
B.局所麻酔法
C.具体的な対応
第4章 急性歯髄炎の緊急処置(林 宏行)
1.齲窩の清掃・消毒
A.齲窩の開拡
B.齲窩の清掃
C.齲窩の消毒
2.歯髄鎮静法
第5章 覆髄法(松本 享)
1.間接覆髄法
A.目的
B.適応症と禁忌症
C.間接覆髄剤
D.術式
2.直接覆髄法
A.目的
B.適応症と禁忌症
C.直接覆髄剤
D.術式と症例
3.暫間的間接覆髄法(IPC法)
A.目的
B.適応症と禁忌症
C.暫間的間接覆髄剤
D.術式と症例
第6章 生活歯髄切断法(生活断髄法)(中川寛一)
1.適応症と禁忌症
2.応用糊剤の選択
3.適応症の選択に関する注意事項
4.術式に関する注意事項
5.生活歯髄切断法後の予後判定
第7章 抜髄法(戸田忠夫)
1.麻酔抜髄法
A.目的・意義
B.適応症
C.術式
第8章 急性根尖性歯周炎の緊急処置(山口正孝)
1.急性根尖性歯周炎を起こす症例
2.根尖性歯周炎を起こした症例の緊急処置
A.歯髄炎が進行し歯髄壊疽に陥り、急性根尖性歯周炎を起こした症例
B.歯周ポケットから根尖孔を介して、歯髄壊疽に陥り、根尖性歯周炎を起こした症例
C.以前根管処置を受けたが、ある期間後に根尖性歯周炎を起こした症例
D.根管拡大形成途中または直後に起こる急性根尖性歯周炎の症例
E.根管充填後に起こる急性根尖性歯周炎の症例
F.歯肉の腫脹を伴う急性根尖性歯周炎の症例
第9章 感染根管治療
1.根管の機械的清掃(加藤広之)
A.根管長測定
B.根管拡大・形成
2.根管の化学的清掃(加藤広之)
A.根管清掃剤
B.根管洗浄と根管乾燥
3.根管消毒(加藤広之)
4.細菌検査(紅林尚樹)
A.細菌検査法の種類
B.細菌検査法の術式
第10章 根管充填(畠銀一郎)
1.根管充填とは
A.根管充填の目的
B.根管充填の時期
2.根管充填材(剤)の種類
A.固形のもの
B.根管充填剤
3.根管充填法
A.単一ポイント根管充填法
B.側方加圧根管充填法
C.垂直加圧根管充填法
D.熱可塑性ガッタパーチャ注入法
E.Continuous wave of condensation法
F.コアキャリアー・加熱軟化ガッタパーチャ充填法
4.根管充填後の予後
A.抜髄処置後の治癒
B.感染根管治療後の治癒
第11章 根未完成歯の処置(柵木智晴)
1.幼若永久歯に対する注意事項
2.アペキシフィケーション(apexification)
3.アペキソゲネーシス(apexogenesis)
第12章 象牙質知覚過敏症の処置(萩原領一)
1.象牙質知覚過敏症とは
A.原因
B.機序
C.鑑別診断
2.象牙質知覚過敏症の治療法
A.予防的処置
B.非侵襲的処置(スクリーニングテスト)
C.不可逆的な処置
第13章 外科的歯内療法(馬場忠彦)
1.外科的歯内療法の種類
A.外科的排膿路の確保
B.根尖周囲外科手術
C.ヘミセクション
D.歯根切除
E.歯根分離法
F.歯の再植
第14章 歯内-歯周疾患の診断と治療(中田和彦)
1.定義
2.分類
3.診査法
A.電気診
B.歯周ポケット測定
C.X線診
D.新しい機器による診査
4.歯内原発タイプの診断と治療法
A.臨床症状
B.診断
C.治療法
5.歯周原発タイプの診断と治療法
A.臨床症状
B.診断
C.治療法
6.複合病変タイプの診断と治療法
A.臨床症状
B.診断
C.治療法
7.歯内-歯周疾患に類似した病変
A.パーフォレーション(穿孔)による病変
B.歯根破折による病変
第15章 歯髄・根管処置における偶発症への対応(末原正崇/森永一喜)
1.偶発露髄
A.原因と予防
B.処置法
2.治療用器具の根管内破折
A.原因と予防法
B.処置法
3.人工的穿孔
A.原因と予防法
B.処置法
4.治療用器具の嚥下と吸引
A.原因と予防法
B.処置法
5.応用薬剤の漏洩による周囲組織の損傷
6.皮下気腫
A.原因と予防法
B.処置法
7.残髄
A.原因と予防法
B.処置法
8.歯髄および根管処置後の根尖性歯周炎
A.原因と予防法
B.処置法
第16章 外傷歯の処置(馬場忠彦)
1.外傷歯の処置法
A.外傷歯の分類
B.外傷歯に対する診査
C.外傷歯に対する処置
第17章 変色歯の処置(鈴木一吉)
1.適応症と禁忌症
2.漂白法の術式(Walking Bleach法)
索引