目次
1.口腔内写真撮影の基本
いろいろな口腔内写真
~各種規格写真の特徴を理解しよう~
・口腔内写真って、どんな写真?
・規格性のある写真を撮影することを心がける
・規格写真(1) 保険診療などで必要な5枚
・規格写真(2) より詳細に観察できる12枚
・規格写真(3) 前歯の状態もしっかり確認13枚
・規格写真(4) すべての部位を網羅16枚
部位別 規格写真の撮影のしかた
・何を撮影したいですか?
・正面観の口腔内写真 撮影のポイント
・前歯部唇側拡大の口腔内写真 撮影のポイント
・前歯部唇側拡大(上顎)の口腔内写真 撮影のポイント
・前歯部唇側拡大(下顎)の口腔内写真 撮影のポイント
・上顎咬合面の口腔内写真 撮影のポイント
・前歯部口蓋側の口腔内写真 撮影のポイント
・下顎咬合面の口腔内写真 撮影のポイント
・前歯部舌側の口腔内写真 撮影のポイント
・右側頬側面観の口腔内写真(直接撮影) 撮影のポイント
・左側頬側面観の口腔内写真(直接撮影) 撮影のポイント
・右側頬側面観の口腔内写真(ミラー撮影) 撮影のポイント
・左側頬側面観の口腔内写真(ミラー撮影) 撮影のポイント
・小児患者の右側頬側面観の口腔内写真 撮影のポイント
・小児患者の左側頬側面観の口腔内写真 撮影のポイント
・右側口蓋側面観の口腔内写真 撮影のポイント
・左側口蓋側面観の口腔内写真 撮影のポイント
・右側舌側面観の口腔内写真 撮影のポイント
・左側舌側面観の口腔内写真 撮影のポイント
観察したい部位のみを撮影する
規格写真以外の口腔内写真と記録写真
・外科手術時の状況を記録する口腔内写真
・規格写真では写りにくい部位を記録する口腔内写真
・粘膜の状態を記録する口腔内写真
・口腔外で修復物や抜去歯を記録する写真
・患者さんの顔貌写真
2.さぁ、臨床現場で口腔内写真を撮影してみよう
撮影その前に
まず患者さんの気持ちを理解しよう
~本書の患者モデル歯科衛生士に聞きました~
・「大丈夫です」は、そんなに大丈夫ではありません
・口角鉤の操作って、思ったよりも難しいです
・口角鉤を引いたままで維持するのは、大変ですね
・想像以上に口の中って乾燥するのですね
・患者さんの口のサイズにあったミラーを用意したいです
・口蓋側の撮影は、呼吸も難しくなるのですね
・ミラーの抜き取り方にも配慮が必要ですね
・撮影が終わったら、1枚でいいから見せてほしいです
口腔内写真は、
どんなタイミングで撮影すればいいでしょうか?
口腔内写真の撮影手順
・撮影方法(1) 撮影者が移動しながら撮影する方法
・撮影方法(2) 撮影者が移動しないで撮影する方法
撮影を円滑に進めるアドバイス
~著者の経験から~
・撮影の順番を覚えましょう
・患者さんの表情を観察しながら撮影しましょう
・1部位1枚を確実に撮影しましょう
・ミラーを把持する手はグローブをしましょう
3.ちょっと変? よくある失敗写真から学ぼう
どうしてうまく撮影できないの?
問題点の発見と対策を考えよう
・前歯部 うまく撮影できないのはなぜ?
・咬合面 うまく撮影できないのはなぜ?
・頬側面 うまく撮影できないのはなぜ?
・舌・口蓋側面 うまく撮影できないのはなぜ?
・どうしても撮影できない …妥協も大切です!
じょうずに撮れるようになるための
口腔内写真撮影トレーニング法
・マニュアルフォーカスに慣れよう!
4.これだけ知っておけば大丈夫
カメラの超基礎知識
「写真を適切な明るさでシャープに写したい」
そんなときに知っておくと役立つ基礎知識
・「絞り」のメカニズムと写真への影響
・絞りに強くなってシャープで明るい写真を撮ろう
・撮影倍率の違いによる明るさの変化に強くなろう
デジタルカメラの機種の違いによって、
撮影される色が違うことを知っておこう
監修および執筆者紹介
監修
中野予防歯科研修会
顧問・景山正登 (東京都中野区開業)
執筆
飯田しのぶ(景山歯科医院勤務 歯科衛生士)
山口志穂(笠島歯科室勤務 歯科衛生士)