目次
序文
推薦の言葉
本書をより理解するためにこれだけは知っておきたいキーワード
CHAPTER1
4‐Dコンセプト&戦略
4‐DConcept&Strategy
真の補綴主導型インプラント治療とは
The4‐DConceptforEstheticsImplantTherapyとは
4‐Dを具現化したケース
CHAPTER2
三次元的埋入位置と考察
3‐DimensionalImplantPlacement&Consideration
三次元的埋入位置と周囲組織の三次元的考察
1.近遠心的埋入位置とその考察
(1)近遠心的埋入位置
(2)近遠心的考察:歯間乳頭の再現のために
2.唇舌的位置および唇側部の考察
(1)唇舌的埋入位置
(2)唇舌的考察:唇側の歯肉退縮を防ぐために
3.深度および長軸方向への考察
(1)埋入深度と方向
(2)―1深度の考察
(2)―2方向の考察失敗ケースから学ぶ:不適切な埋入ポジションであったためスリーピングしたケース
CHAPTER3
審美領域における抜歯即時埋入の適応症と分類
Indication&ClassificationofImmediateImplantPlacementinEstheticRegion
抜歯とインプラント埋入時期の分類,抜歯即時埋入の対象歯
抜歯即時埋入の予知性について
文献からみる抜歯後の治癒変化と抜歯窩保存の可能性
抜歯即時埋入ポジションの考察
抜歯即時埋入における矯正的挺出の重要性
抜歯即時埋入の分類(Funato,Maurice,Ishikawaらの分類)
4‐Dコンセプトに基づいた戦略的抜歯即時埋入
失敗ケースから学ぶ1:適応症の選択を誤り,術後に唇側中央部に歯肉退縮を引き起こしたケース
失敗ケースから学ぶ2:抜歯即時埋入の術後に発生した歯肉退縮を軟組織でリカバリーしたケース
CHAPTER4
審美領域における歯槽堤保存とRootsubmergencetechnique
SocketPreservationTechniqueinEstheticRegionandRootSubmergenceTechnique
文献からみる抜歯窩保存の可能性
審美領域における抜歯窩保存の手技
GBRの前処置としての抜歯窩保存の意義
抜歯窩保存の問題点
Rootsubmergencetechnique:ポンティック部での新しい歯槽堤保存の試み
1.ポンティックの有効性
2.Rootsubmergeに関する過去の報告より失敗ケースから学ぶ1:歯槽堤保存を行ったものの,予期せぬ歯槽堤吸収を引き起こし,再度GBRを行ったケース
失敗ケースから学ぶ2:歯槽堤保存術を行ったが,抜歯窩の掻爬,血流不足のためか,失敗したケース
CHAPTER5
4‐Dコンセプトにおける歯槽堤増大
RidgeAugmentationin4‐DConcept
歯槽堤増大の必要性
歯槽堤増大のオプション
4‐Dコンセプトを考慮したGBRの目的
歯槽堤増大のタイミング
4‐Dコンセプトを考慮したGBRの目標
1.臼歯部におけるGBR:インプラント適応症の拡大,清掃性の獲得
2.前歯部におけるGBR:審美性の獲得
1)目標となる幅(頬舌的)
2)目標となる高さ
(1)上唇の位置
(2)コンタクトポイント(IHB)
(3)健全な隣接面の骨頂を結んだライン
(4)インプラントのプラットフォーム4‐Dコンセプトを考慮したGBRの実際
マテリアルについての考察
1.膜(メンブレン)
1)非吸収性膜
2)吸収性膜
2.移植材についての考察
1)自家骨採取法について
(1)ボーンスクレイパーによる採取
(2)インプラントホールからの自家骨採取
2)異種骨について新しいGBR法の提案
1.チタンフレームワークとクロスリンクコラーゲン膜,骨移植(自家骨+異種骨)によるGBR
チタンメッシュの応用
FTwing
1.stagedapproachでのチタンメッシュの使用まとめ
失敗ケースから学ぶ:GBRの失敗に軟組織増大で対応したケース
CHAPTER6
審美領域における軟組織マネジメントのタイミングと実際
Timing&PracticeofSoftTissueManagementinEstheticRegion
インプラント周囲軟組織の特徴
インプラント周囲軟組織のマネジメントの目的
単独歯欠損vs多数歯欠損
4‐Dコンセプトに基づいた軟組織増大のタイミング
4‐Dコンセプトにおける軟組織増大の推奨される術式と目的とその適応
[1]rooltechnique
[2]enveloptechnique
[3]flaptechnique
[4]interpositionalgraft
[5]pedicleconnectivetissuegraft
[6]lateralpositionedflap
[7]lateralpositionedflap+interpositionalgraft
[8]limitedpunchout
まとめ
CHAPTER7
少数歯・多数歯欠損症例における4‐Dコンセプトに基づいた治療計画
TreatmentPlanningforSingleorMultipleCasein4‐DConcept
4‐Dコンセプトに基づいたインプラント治療における戦略と原則
少数歯欠損における4‐Dコンセプトに基づいた審美インプラント治療
1.インプラント埋入予定部位についての考察
1)欠損予定部位の考察
2)インプラント埋入部位の決定
2.残存歯インプラント側(欠損側)の歯槽骨頂の評価多数歯欠損における4‐Dコンセプトに基づいた審美インプラント治療
治療のゴールの設定
審美エリアにおける予知性の高い段階的なインプラント周囲組織のマネジメント
4‐Dコンセプトに基づいた多数歯欠損に対する治療手順とその手技
CHAPTER8
イラストで学ぶ4‐Dコンセプトのテクニック
LearningTheTechniqueof4‐DConceptUsingIllustrations
前歯部単独欠損への対応[1]
前歯部単独欠損への対応[2]
多数歯欠損への対応
多数歯欠損における軟組織の増大
まとめ
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索引
おわりに