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企業|2023年7月5日掲載

デンツプライシロナ(株)

東京・銀座ショールームをリニューアルオープン

ショールーム入口で握手を交わすBruce Peatey氏と佐伯広幸氏(写真右)。
ショールーム入口で握手を交わすBruce Peatey氏と佐伯広幸氏(写真右)。
 6月1日(木)、デンツプライシロナ東京・銀座ショールーム(東京都)において、デンツプライシロナ株式会社(佐伯広幸代表取締役社長)による同施設のリニューアルオープンを記念したオープニングセレモニーおよび内覧会が開催された。

 会場では、テープカットが行われた後、担当者より①User Interface、②Usability、③Communication、④User Experience、⑤Interaction Design――5つのデザインコンセプトが紹介され、特に今回ショールームの中央部分に設置された162インチの巨大LEDモニターをはじめ、デジタル化を推進する企業姿勢が強調された。

 内覧会後、記者からのインタビューに答えたBruce Peatey氏(デンツプライシロナ社Group Vice President、APAC)は、デンツプライシロナ社の「世界全体の口腔内の健康を守る」を理念に掲げたうえで、世界人口の60%を占めるアジア圏を重要な拠点と捉えていることを強調し、今後も積極的にイノベーションを行う方針を示した。そして、「製品の開発のみならず研鑽の場を提供するための施設の整備、人材教育に対して投資を強化していく」と述べた。

 佐伯氏は、デジタルデンティストリーのフロントランナーとしてデンツプライシロナ社の使命に言及。「デジタルデンティストリーを臨床に落とし込むことで歯科医療の発展に貢献し、ひいては患者さんの健康に寄与したい」と述べた。また、日本の臨床家の高い技術力にふれ、「ともにイノベーションを起こしていきたい」と締めくくった。