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学会|2020年11月27日掲載

第9回国際矯正歯科会議世界大会

バーチャル・オンデマンドで世界に配信される

開会宣言を行った大会長の小野卓史氏。
開会宣言を行った大会長の小野卓史氏。
 10月4日(日)から6日(火)まで、第9回国際矯正歯科会議世界大会(第12回アジア太平洋矯正歯科会議、第79回日本矯正歯科学会学術大会併催、小野卓史大会長)が、世界矯正歯科連盟および公益社団法人日本矯正歯科学会主催により「矯正歯科の視界を広げる―健康科学の始点としての矯正歯科―」のテーマのもと、オンデマンドおよびバーチャルによる開催(新型コロナウイルス感染拡大の影響により対面開催は中止)となった。

 開会式では冒頭、世界矯正歯科連盟(WFO)理事長のDr. Allan R Thom(イギリス)によるスピーチが行われ、続いて小野卓史大会長(東京医科歯科大学)による開会宣言、森山啓司氏(日本矯正歯科学会理事長)およびDr. Zhou Yanheng(アジア太平洋矯正歯科会会長)による挨拶が行われた。

 会期中はWFO名誉会員の黒田敬之氏(東京医科歯科大学名誉教授)による基調講演のほか、矯正歯科医向けプログラムは全31テーマが用意され、Dr.Ravindra Nanda(米国・コネチカット大学)、Dr. James A. McNamara(米国・ミシガン大学)、Dr. Zhihe Zhao(中国・四川大学)など、世界の著名な演者約80名による講演が行われた。アジアの著名な演者13名が講演するAPOSプログラムでは、飯田順一郎氏(北海道大学特任教授)と清水典佳氏(日本大学特任教授)による講演が行われた。

 そのほか、約700演題のEポスター発表、40社以上の企業が参画したバーチャル展示など、多彩なプログラムが設けられ、世界大会にふさわしい充実した内容であった。

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