2008年5月16日掲載

<font color='green'><b>日本歯科放射線学会第49回学術大会開催</b></font>

<font color='green'><b>日本歯科放射線学会第49回学術大会開催</b></font>
 さる5月16(金)から18日(日)の3日間、名古屋国際会議場(愛知県)にて日本歯科放射線学会第49回学術大会(有地榮一郎大会長、岡野友宏理事長)が開催された。  従来のエックス線機器・歯科用コーンビームCT・MRIなどの最新評価、腫瘍などの難症例・唾液腺・嚥下機能・骨粗鬆症・顎関節などの観察の成果が発表された。歯科用コーンビームCTで謳われている高分解能(画像のきめ細やかさ)や低被曝線量は、撮影条件・部位によって一概にそう単純に断言できないとの知見は、臨床家にとっても注目すべきであろう。  教育講演として招かれた中島美砂子氏(国立長寿医療センター研究所)の「歯髄幹細胞を用いた象牙質・歯髄再生――歯の延命化を目指して」は、象牙質再生・歯髄再生が近いうちに実現することを示した研究の解説で、大きな注目を集めていた。

関連する特集