1分間プレビュー(コラム) 2022年9月号掲載 『そのツライをラクにする がん治療に歯科が役立ちます。』より 後で読む ●歯科ががん治療完遂の助けに! 多くの場合、がんと診断されてから本格的な治療の開始までには、検査などの関係で日数を要します。そのあいだに時間をみつけて歯科に通い、お口の状態を改善しておくと、がんの治療期間がぐっと楽になります。具体的にいうと――。●口内炎などの副作用が緩和される 抗がん剤治療や放射線治療(頭頚部に放射線を当てた場合)では、副作用が起こることが多いです。 お口に出る主な副作用は、口内炎、舌の痛み、お口の乾燥、歯ぐきの痛み、味覚障害などで、感染症である口腔カンジダ症やヘルペスを... 山﨑知子 やまざき・ともこ 埼玉医科大学国際医療センター<br>頭頸部腫瘍科教授 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。