2007年9月22日掲載

「口腔組織再生の到達点」をテーマに約200名が参集

<b><font color='green'>第5回日本再生歯科医学会学術大会開催</font></b>

<b><font color='green'>第5回日本再生歯科医学会学術大会開催</font></b>
 さる9月22日(土)、23日(日)の2日間、東京歯科大学水道橋校舎血脇記念ホール(東京都)にて、第5回日本再生歯科医学会学術大会(吉山昌宏理事長・岡山大教授、井上 孝大会長・東歯大教授)が「口腔組織再生の到達点」をテーマに開催され、約200名が集まった。  1日目は、今年初春にnature methods誌に歯の再生の実現化について発表した辻 孝氏(東京理科大教授)ほか3名によるシンポジウム1と、唾液腺の再生について講演した美島健二氏(鶴見大准教授)ほか2名によるシンポジウム2が行われた。  2日目は「アンチエイジング治療と再生」と題したシンポジウム3が行われ、東京歯科大学口腔科学研究センターHRC7の研究グループ4名がそれぞれ基礎・予防・細胞活性化・再生の観点から講演した。特別講演1・2では、李昌一氏(神歯大教授)が「活性酸素・フリーラジカルによる酸化ストレスと歯科医学」、斎藤一郎氏(鶴見大教授)が「口腔から実践する全身のアンチエイジング医学」と題してそれぞれ講演した。  2日間にわたり、硬・軟組織再生の研究からアンチエイジング治療まで、再生医療に関連したさまざまな講演に、参加者らは熱心に聞き入っていた。

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