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  • <font color='green'><b>「HA Implant Seminar―HAコーティングの応用とその可能性―」開催</b></font>

2010年2月14日掲載

将来性を見据えたHAインプラント臨床例が紹介される

<font color='green'><b>「HA Implant Seminar―HAコーティングの応用とその可能性―」開催</b></font>

<font color='green'><b>「HA Implant Seminar―HAコーティングの応用とその可能性―」開催</b></font>
 さる2月14日(日)、新宿区NSビル(東京都)において、「HA Implant Seminar―HAコーティングの応用とその可能性―」(日本メディカルマテリアル株式会社主催)が約100名の参加者を集め、開催された。  午前は、林 美穂氏(福岡県開業)が「インプラントの表面性状を考慮した臨床応用と手技」と題し、代表的なインプラントメーカーの表面性状の比較、またはHAコーティッドインプラントについての肯定的・中立的・否定的な論文を紹介し、その解釈の仕方について述べた。  つぎに、今宮克明氏(北海道開業)が「私がHAコーティングインプラントを多用する理由」と題し、メーカーサイドの製造工程データを提示しながら、とくにフレーム溶射とプラズマ溶射の比較について触れた。  午後は、加藤英治氏(東京都開業)が「HA vs Tiインプラント」と題し、豊富な文献考察と多彩な審美症例を提供した。  特別講演としては、菅原明喜氏(東京都開業)が「骨移植材料としてのインプラント―インプラント体表面がHAである優位性―」と題し、ハイドロキシアパタイト(Hydroxyapatite:HA)の吸収性および溶解性における口腔内での優位性、生体吸収性の自己硬化性リン酸カルシウム(Self-hardening Calcium Phosphate:SHCP)の将来性について語った。  最後のディスカッションでは、HAに関する質問が数多く取り上げられ、その関心の高さがうかがわれた。

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