社会|2025年1月23日掲載

伝法昌広氏が「ガミースマイル on the web 11の要因と成功に導くトリートメントマップ」をテーマにWeb講演

クインテッセンス出版株式会社、第65回WEBINARを開催

クインテッセンス出版株式会社、第65回WEBINARを開催

 さる1月22日(水)、伝法昌広氏(東京都開業)によるWEBINAR #65「ガミースマイル on the web 11の要因と成功に導くトリートメントマップ」(クインテッセンス出版主催、北峯康充代表取締役社長)が開催された。本講演は、伝法氏の著書『ガミースマイル 11の要因 成功に導くトリートメントマップ』の内容を基に行われた。

 講演の冒頭で伝法氏は、ガミースマイル治療の要点として「診断」を挙げた。ガミースマイルにはさまざまな要因があり、それぞれの要因に応じた治療方法を選択することが治療を成功に導くカギであるとして、診断の重要性を強調した。そして、書籍のサブタイトルにもある、ガミースマイルを引き起こす“11の要因”を、発生部位によって軟組織(口唇、歯肉)と硬組織(骨、歯)に分類し、主な治療方法とともに示した。また、「これらの要因は1症例につき1つとは限らず、取りこぼしのない診査診断によってすべての要因を拾っていかなければ、ガミースマイルの劇的な改善にはつながらない」と述べた。

 続いて、「1st check/Lip(口唇の診査)」「2nd check/Teeth(歯と歯周組織の状態の診査)」「3rd check/Smile(スマイル時の歯肉の露出の診査)」の3つから成る、“ガミースマイルの診断のためのフローチャート(トリートメントマップ)”を紹介。これを用いることで、取りこぼしなく、ガミースマイルの要因を診断していくことができる。

 講演では、このフローチャートに則り、それぞれの要因の診断方法や治療方法、治療を行ううえでの注意点などが、詳しく解説された。また、最後には1つの症例を取り上げ、フローチャートを用いた診断、治療方法の選択から、治療終了までがていねいに解説された。

 なお、本講演の振り返り配信は、2025年4月22日まで購入・視聴が可能である。次回のWEBINAR #66は、きたる1月29日(水)、岡崎好秀氏(国立モンゴル医学科学大学客員教授)による「世界最強の歯科保健指導 中巻~歯科の世界はこんなにおもしろい!!~」の講演タイトルで開催予定。振り返り配信、次回WEBINARのお申し込みはいずれもこちらから。

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