政治|2025年4月2日掲載

会長に田村憲久氏、名誉会長に麻生太郎氏が就任

国民歯科問題議員連盟、総会を開催

国民歯科問題議員連盟、総会を開催

 さる4月1日(火)、衆議院第一議員会館(東京都)において、国民歯科問題議員連盟(以下、議連、比嘉奈津美事務局長、田村憲久会長)による総会が開催され、衆参国会議員のほか、日本歯科医師会、日本歯科医師連盟の役員らが多数参集した。本議連は2008年に歯科問題に関する議員連盟として創設され、現在では自民党最大規模の議連となっている。

 歯科医師である比嘉事務局長(参議院議員)による司会進行で議題が進められた。議題についてはまず、議連役員について関口昌一前会長の参議院議長就任にともない、田村氏(衆議院議員、元厚生労働大臣)が会長、麻生太郎氏(衆議院議員、自民党最高顧問)が名誉会長に就任した。

 新会長の田村氏は挨拶のなかで、深刻化する物価の高騰、社会全体の賃上げにともなうスタッフのベースアップ評価料などで対応しているものの、医療全体ならびに歯科医療機関の窮状を強調。そのうえで、令和7年度骨太の方針や年末の診療報酬改定に向けて「心を1つにして歯科医療の崩壊を防ぐために対応してまいりたい」と述べ、議連のさらなる団結を訴えた。

 引き続き、太田謙司氏(日本歯科医師連盟会長)、高橋英登氏(日本歯科医師会会長)が挨拶し、歯科医師ならびに歯科医療機関の減少や地域偏在などの問題にふれるとともに、社会インフラとして歯科の重要性について述べ、国民皆歯科健診制度の実現に期待を寄せた。また、瀬古口精良氏(日本歯科医師会専務理事)より、令和7年度骨太方針について歯科に関する要望が示された。

 その後、出席した議員との意見交換が行われ、議員からは口腔の健康と全身の健康の関係やオーラルフレイルの重要性など、歯科が健康寿命延伸に寄与するといった理解のある意見が多数出された。

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