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企業|2024年1月2日掲載

エミウム株式会社

「東京医科歯科大学発ベンチャー」に認定

称号付与式にて認定を受けるエミウム社の 稲田雅彦氏(写真中央)。
称号付与式にて認定を受けるエミウム社の 稲田雅彦氏(写真中央)。
 2023年12月1日(金)、エミウム株式会社(東京都、稲田雅彦代表取締役)は、「東京医科歯科大学発ベンチャー」として認定されたことを発表した。同社は、歯科医療・歯科技工のデジタル化を支援するデンタルプラットフォームの構築・提供を行っているスタートアップ企業であり、金澤 学氏(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科医歯理工保健学専攻口腔デジタルプロセス学分野教授)との共同研究により創出した成果を活用する「東京医科歯科大学発ベンチャー」として、さる11月1日に東京医科歯科大学から認定された。

 「東京医科歯科大学発ベンチャー」は2012年度に開始された認定制度で、同大学の研究成果や人的資源などを活用して起業したベンチャー企業について、同称号を授与することで、研究成果の社会還元を促進することを目的としている。

 共同研究者である金澤氏は「同社とは2022年より共同研究を実施しており、補綴装置の設計システムの開発を行っている。稲田氏はスタートアップをイグジットさせた経験があり、本学の医療管理政策学(MMA)コースの大学院生でありながら、歯科技工士学校にも通っており、経営だけでなく医療経済や歯科に関する豊富な知識を兼ね備えている。スタートアップならではの迅速な意思決定とフレキシブルな人材登用により、効率良く研究開発が行えている。引き続き、共同研究も含めてデジタル歯科技工領域の新たな可能性、生産性向上となる研究開発、社会実装を期待している」と、コメントを寄せた。

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