マイナス1歳から始める母子保健のすすめ! 2024年12月号掲載 Vol. 11(最終回) 母子歯科保健のネクスト・アクション 後で読む ※本記事は、「新聞クイント 2024年12月号」より抜粋して掲載。 プライマリー・プライマリー・プリベンションの展開 プライマリー・プライマリー・プリベンション(PPP)は、子どものう蝕予防を目的として妊娠期から母親に予防介入を行うことです。ミュータンスレンサ球菌(MS菌)は基本的に家族内感染なので、PPPは母親だけでなく家族全員を対象に実践することが望ましく、理にかなっています。 筆者は、自分の大切な人の“健口”のために“まずは自身の口腔... 仲井雪絵 なかい・ゆきえ 静岡県立大学短期大学部歯科衛生学科教授 1992年、岡山大学歯学部卒業。1996年、同大学大学院歯学研究科修了(歯学博士)。1997年から3年間、ワシントン大学歯学部(米国)へ留学。岡山大学大学院医歯薬学総合研究科助教を経て、2016年、静岡県立大学短期大学部教授。同短期大学部学生部長、同短期大学部附属図書館長を経て、2024年4月、同短期大学部学生部長に再任。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。