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同窓会|2024年2月2日掲載

第27回米国歯科大学院同窓会

「1段階上の臨床」をテーマに公開セミナーを開催

ディスカッションでは、会場の参加者を交えて活発な議論が繰り広げられた。
ディスカッションでは、会場の参加者を交えて活発な議論が繰り広げられた。
 1月7日(日)、第27回米国歯科大学院同窓会(JSAPD、冨岡栄二会長)公開セミナーが、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター(東京都)およびWeb配信にて「one step up ! 海外の専門医発 1段階上の臨床のために」をテーマに開催され、ペリオ、補綴、矯正のセッション別に8名の会員による講演が行われた。以下に、演者と演題を示す。

 辻 翔太氏(大阪府開業)「Dual Zone Technique for anterior immediate implant」、加藤雄大氏(福岡県開業)「インプラント周囲炎をつくらないインプラント治療」、大野純一氏(群馬県開業)「現代の超音波スケーラー論」、大谷恭史氏(大阪府開業)「セラミックオーバーレイによる接着修復治療」、土屋嘉都彦氏(大分県開業)「ジルコニアをインプラント補綴にどう使用するのか:Considerations when using Zirconia for Implant Prostheses」、二階堂雅彦氏(東京都開業)「Controversies in Periodontology-ペリオをめぐる論争」、賀久浩生氏(東京都開業)「ボストン大学矯正歯科大学院で学んだレガシーをデジタル矯正臨床に活かした現在」、須田剛義氏(大阪府開業)「複雑な症例における補綴治療の役割」。

 なかでも大谷氏は、オーバーレイの定義から、接着、形成の方法まで詳説し、咬頭被覆の重要性を強調した。いずれの講演も、演者の体験も交えたうえで、エビデンスと臨床をベースに展開された。

 最後に、JSAPD次期会長である築山鉄平氏(福岡県開業)が、本会の歩みを振り返りつつ、次回大会の展望を語り、盛会裏に閉幕した。

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