• ホーム
  • トピックス
  • <font color='green'><b>3M ESPE学術講演会「New Avenues for Esthetic Restorations」開催</b></font>

2010年11月7日掲載

高橋 登氏、Marcos A. Vargas氏を迎えて

<font color='green'><b>3M ESPE学術講演会「New Avenues for Esthetic Restorations」開催</b></font>

<font color='green'><b>3M ESPE学術講演会「New Avenues for Esthetic Restorations」開催</b></font>
 さる11月7日(日)、泉ガーデンギャラリー(東京都)において、3M ESPE学術講演会「New Avenues for Esthetic Restorations」(3M ESPE主催)が開催された。日本の審美的ダイレクトボンディングのリーダーの1人である高橋 登氏(東京都開業)と、米国のダイレクトボンディングの講師として人気のMarcos A. Vargas氏(米国・Iowa大准教授)の2名の講義とデモンストレーションに、300名の参加者が聴講した。  Vargas氏は、前歯部のダイレクトボンディングのシンプルな技術について「blending」をキーワードに解説。直線的な形状の欠損の場合、口蓋側と唇側にそれぞれ機能的ベベルと機能的・審美的ベベルを付与することで、接着力を高め、さらにコンポジットレジンと歯質の境界を移行的にすることでわからなくする「infinite bevel」などを解説した。  高橋氏は、「3D gradation layering technique」「anatomic navigation」を解説。さらに、多数歯をメタル修復からコンポジットレジン修復にやりかえる場合や歯の咬耗がみられる場合は、コンポジットレジン修復後しばらくして咬合が変わることがあるため、1年ほどかけて調整・観察する必要があることなどを述べた。  講演後には各氏のデモンストレーションが行われ、短時間でみるみるほかの歯と調和したコンポジットレジン修復が行われていく様子に聴講者らは見入っていた。

関連する特集