2014年1月23日掲載

新聞掲載のポイント制について見解を発表

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>

<font color='green'><b>日歯、定例会見を開催</b></font>
 さる1月23日(木)、歯科医師会館において、日本歯科医師会(以下、日歯、大久保満男会長)による定例記者会見が開催された。  冒頭の挨拶の中で大久保会長は、平成26年度診療報酬改定について言及。歯科の改定率は実質プラス0.12%となることから財源は約37億円と試算したうえで、限られた財源で行う点数貼り付け作業について「合理化は避けて通れないだろう」との認識を示した。  つぎに、瀬古口精良常務理事より、1月7日付の朝日新聞に掲載されたポイント制に関する記事について報告が行われた。瀬古口常務理事は、掲載に至った経緯を説明しながら当日同社への申し入れ書の作成・提出や各都道府県歯への周知など、終日対応に追われたことを強調した。また、その後1月15日付で同社広報部より申し入れ書に対する回答があったことも報告された。大久保会長は、今回のポイント制について「国民皆保険の精神『共助』がなくなる危険性を秘めている」と述べ、23日付で日歯の見解を発表するとともに会員に周知していきたいとした。

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