2016年11月3日掲載
「患者さんが満足するチームアプローチ」をテーマに300名以上が参集
第7回Shurenkai総会2016が盛大に開催
当日は、まず総会プロローグとして中村氏が登壇。歯科医院で患者の苦しみや悩みを和らげて元気づけるためには"Dental Comfort"のコンセプトが必要であり、なかでも患者の不安を取り除くには、治療前から治療後までの各過程において検査を行い、それを「可視化」すること、それが患者とのコミュニケーションの架け橋となると述べた。
会員発表では、3医院から院内におけるインフェクションコントロールの実際や、医院として取り組みはじめた頃の苦労話、さらにはチームアプローチにより患者から評価される歯科医院へと発展していった様子などが具体的なエピソードとともに紹介された。また、本年7月に開催された第125回日本補綴歯科学会学術大会で、Shurenkai会員が発表した演題について、その研究の目的と結果がスタッフでもわかりやすいように解説された。
併催のShurenkaiデンタルショー2016(山本司将実行委員長)では、協賛23社がShurenkai推薦商品や今年のレコメンド商品など、Shurenkaiがめざす"精度の高い補綴臨床"に役立つ商品を展示し、賑わいをみせていた。総会終了後のShurenkai感謝祭2016(山村昌弘実行委員長)には200名以上が参加し、歯科医療に携わる全員で日頃の感謝の気持ちを伝え合った。
なお、次回第8回総会はきたる2017年11月3日に同会場にて開催予定。