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社会|2023年5月6日掲載

IDS2023

創設100周年を迎えドイツ・ケルンにて盛大に開催

世界の歯科のトレンドを占うとされているIDSの会場には多くの関係者が詰めかけた。
世界の歯科のトレンドを占うとされているIDSの会場には多くの関係者が詰めかけた。
 3月14日(火)から18日(土)の5日間、ケルンメッセ会場(ドイツ・ケルン)において、40th International Dental Show(IDS2023、ケルンメッセ/GFDI〈歯科産業振興協会〉主催)が「Shaping the Dental Future(歯科の未来を創る)」をメインテーマに開催された。2年に一度開催される本デンタルショーは、今回創設100周年を迎え162か国から約12万名の歯科関係者(そのうち約60%が海外来場者)が参集。また、出展企業は60か国から1,788社に及び、世界の歯科のトレンドを占うとされる最大規模のデンタルショーは世界中から注目を集めた。

 記念すべき40回目となった本デンタルショーは、対面での展示形式に加えて前回コロナ禍で開催された際に好評を博したデジタルプラットフォーム「IDSconnect」が引き続き採用された。これによりライブ配信やオンデマンドのコンテンツなど、インターネットを活用した効率的な情報発信によって最新情報が入手可能となった。

 5日間にわたるハイブリット開催で終始賑わいを見せた会場内では、各社の展示ブースにおいて今回初めて発表する最新の機器や材料などの実演に注力している様子がうかがえるとともに、来場者の興味や関心を集める工夫が随所で見られた。

 また今回のトレンドとして、日本でも関心の高いデジタルワークフローに注目が集まっていた。

 次回はきたる2025年3月25日(火)から29日(土)の5日間、同会場において開催される予定(なお、本デンタルショーのレポートは、小社発行の雑誌などに掲載予定)。

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