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社会|2023年11月2日掲載

厚生労働省

医政局長通知発出、「補綴歯科専門医」が広告可能へ

現在、6つの歯科専門領域が広告可能(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
現在、6つの歯科専門領域が広告可能(厚労省の資料をもとに編集部作成)。
 10月12日(木)、厚生労働省は「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針」の一部改正について医政局長通知を発出した。

 本内容は「医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)等について」(平成30年5月8日付け医政発0508第1号厚生労働省医政局長通知)における内容を改正したもので、今回の発出により、日本歯科専門医機構が認定する基本的な診療領域に係る歯科医師の専門性資格として「補綴歯科専門医」の広告が可能となった。

 日本歯科専門医機構では現在「口腔外科専門医」「歯周病専門医」「小児歯科専門医」「歯科麻酔専門医」「歯科放射線専門医」の5つが認定されており、今回「補綴歯科専門医」が新たに追加された。

 今後、日本歯科専門医機構では、歯科保存、矯正歯科、インプラント歯科、総合歯科の4領域(いずれも仮称)についても協議を行い、順次認証していく予定となっている。

 専門医の活躍が推進されるなか、他の領域における専門医の誕生ならびに今後の動向に注目が集まる。

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