地域支援型多機能歯科診療所構想 2023年3月号掲載 第2話:歯科専門医のキャリア形成思索 後で読む 専門医が活躍する場の活性化 地域支援型多機能歯科診療所は、かかりつけ歯科医師では対応が困難な患者さんが来院した際に受け皿となり、多様化するニーズに対応していくことを目的とした診療モデルです。 現在は、一般歯科(GP)を中心とする歯科医師が、幅広く治療を行う診療体制が主流です。幅広い治療範囲を網羅するかかりつけ歯科医師は重要な存在ですが、私は専門的な診療に特化し、特定の分野において難度の高い治療を担う歯科医師が、今後もっと増えても良いのでは... 住友雅人 すみとも・まさひと 日本歯科医学会会長 日本歯科医学会会長。日本歯科大学名誉教授。2016年4月より、(一社)日本歯科医学会連合理事長。2013年7月より日本歯科医学会会長に就任し、2023年7月より6期目を務める。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。