Web限定 2022年1月17日掲載 日本酒「SAKE」の世界へようこそ 美酒へのいざない 第12話(最終話) 後で読む 第12話(最終話):新澤醸造店がこだわる酒、全世界へ 新澤醸造店のあくなき挑戦――お客様の身近な存在として 年の瀬へと向かう時節、そして師走が深まっていく日々は、日本酒業界は最盛期となります。コロナ禍ではありますが、少しずつ宴席が各所で開かれ、お歳暮シーズンも重なり、高価な商品も活発に動いています。そして酒蔵においては毎日のように蒸し米を行い、まさに熱気を帯びています。“ニューノーマル”という言葉が聞こえてくる社会になっても、皆様が豊かな... 新澤巖夫 にいざわ・いわお 株式会社新澤醸造店 5代目蔵元 1975年宮城県生まれ。東京農業大学農学部醸造学科卒業。大学卒業後、家業である酒造りを継ぐため酒造りを始動。25歳で杜氏に就任。同年に究極の食中酒「伯楽星」を生み出す。「伯楽星」はJAL国際線ビジネスクラス・ファーストクラスに12年連続搭載され続け、ミラノ万博公式酒、2010年・2014年FIFAワールドカップ公式酒になるなど、国内外で注目される。36歳の時に代表取締役に就任。2016年には世界最大の出品数を誇る「SAKE COMPETITION」で純米酒部門世界一を取得するなど、実力蔵へと成長を遂げる。現在は25歳の女性杜氏に製造指揮権を譲り、指導者として幅広く活動。利き酒能力を評価され、毎年SAKE COMPETITIONの審査員を務める。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。