Web限定 2025年2月3日掲載 第2回 基礎さえ押さえられれば顎関節症は怖くない!? それ、かくれ顎関節症かも 口を開けられない患者さんの対応法 後で読む 第2回 基礎さえ押さえられれば顎関節症は怖くない!? 4つのキーワードで理解! 顎関節症の基礎 前回、自覚症状のない口腔機能障害としてかくれ顎関節症の存在を紹介したが、かくれ顎関節症を理解するためには顎関節症の正しい理解が必要である。今回は顎関節症の基礎について確認していきたい。 顎関節症は、主に顎が痛い、音がする、口が開かないという症状を訴える疾患であり、患者数は推定で1,900万人とされている1。20~40歳代の女性に多発し、症状のほとんどは一過性であり、時間の経過とともに自... 島田 淳 しまだ・あつし 東京都開業/日本顎関節学会常任理事 1987年、日本大学歯学部卒業。1991年、日本大学大学院歯学研究科修了(補綴学専攻)。1995年、日本大学助手(補綴学教室)。1999年、東京歯科大学講師(スポーツ歯学研究室)。2005年、医療法人社団グリーンデンタルクリニック理事長。2017年、神奈川歯科大学臨床教授(包括的咬合機能回復外来)。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。