特集 2022年8月号掲載 開業医が知っておきたい主な変更点・追加点 GUEST EDITORIAL MRONJに関するAAOMSポジションペーパー2022 後で読む 本記事は、「ザ・クインテッセンス 2022年7月号」より抜粋して掲載。 はじめに 2003年,ビスホスホネート製剤を使用する主としてがんの患者において,侵襲性歯科治療後にビスホスホネート(BP)製剤関連顎骨壊死(BRONJ)が起こることが初めて報告された1. 以降,血管新生抑制薬使用患者(2008年)2,デノスマブ(Denosumab)使用患者(2010年)(DRONJ)3,ならびにその他の薬剤4でも顎骨壊死が起こることが報告され,現在ではこれらを総称して薬剤関連顎骨壊死(MRONJ:... 黒嶋伸一郎 くろしま・しんいちろう 2002年 北海道大学歯学部歯学科卒業 2005年 日本学術振興会特別研究員 2006年 北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了 2006年~2011年 北海道大学大学院歯学研究科口腔健康科学講座高齢者歯科学教室助教 2010年~2012年 ミシガン大学歯学部生体材料科学講座補綴科客員助教・リサーチフェロー 2012年~2018年 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科口腔インプラント学分野助教→講師 2018年~現在 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科口腔インプラント学分野准教授 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。