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2020年11月号掲載

『小さいけれど大きな話。ミクロの世界で見る 脱灰と再石灰化』より

●ミクロの世界で歯はどう見える? 「脱灰」と「再石灰化」という言葉は、歯みがき剤のCMなどで耳にしたことがある人も多いでしょう。 脱灰は、むし歯菌のつくる酸などにより歯の成分が溶け出してしまうこと。再石灰化は、その溶け出した成分が歯に戻ることをいいますが、歯の内部で実際にどのような変化が起こっているのか、見たことはあるでしょうか。今月は大学の研究室で撮影した電子顕微鏡写真をもとに、そうしたミクロのレベルの歯の変化をお見せします。●脱灰でエナメル質はどう見える? ここでは、歯の外側の部分であ...

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