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学会|2024年4月4日掲載

(公社)日本口腔インプラント学会関東・甲信越支部

世界基準のインプラント治療をテーマに開催

DXによる技術革新や、世界基準のインプラント治療の潮流が共有された。
DXによる技術革新や、世界基準のインプラント治療の潮流が共有された。
 2月24日(土)、25日(日)の両日、京王プラザホテル(東京都)において、公益社団法人日本口腔インプラント学会第43回関東・甲信越支部学術大会(勝山英明大会長、渡沼敏夫支部長、細川隆司理事長)が開催された。「グローバルスタンダードのインプラント治療とは」をテーマとして、約1,600名の参加者が参集した。

 今回は8つのシンポジウムおよび2つの特別講演が行われ、各分野のスペシャリストである歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士が講演した。

 シンポジウム2「審美部位へのチャレンジ―複数歯欠損へのアプローチ―」では、萩原芳幸氏(日本大学)、廣泰一彦氏(日本歯科大学)の座長のもと、新村昌弘(東京都開業)、佐藤琢也氏(大阪府開業)、植松厚夫氏(東京都開業)の3名が登壇。審美治療の成功のためのファクターやフラップレスのインプラント治療などが論じられた。

 特別講演1では勝山氏を座長に迎え、Dr. Jeanette Keng Ling Chua(シンガポール、マレーシア開業)、Dr. Dean Morton(米国・インディアナ大学)による「グローバルスタンダードのインプラント治療とは:アジア、アメリカの観点から」と題したビデオ講演が行われ、東南アジアや米国での現状や治療コストについて語られた。特別講演2ではDr.Waldemar D. Polido(米国・インディアナ大学)を招聘し、座長の丸川恵理子氏(東京医科歯科大学)のもと、下顎臼歯部における外科的マネジメントについての講演が行われ、垂直性骨造成などのテクニックや治療計画、補綴デザインなどの要旨が解説された。

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  • 社会
  • 2024年12月24日掲載