2010年4月17日掲載

長い歴史を感じる講演の数々が展開される

<font color='green'><b>CDC創設50周年記念講演会開催</b></font>

<font color='green'><b>CDC創設50周年記念講演会開催</b></font>
 さる4月17日(土)、18日(日)の両日、一橋記念講堂(東京都)において、スタディクラブCDC(Congenial Dentists Club、中舘憲治会長)による創設50周年記念講演会が「"長期安定"への道のりを探る スタディクラブ50年の歩みの中で」のテーマのもと、420名以上の参加者を集めて盛大に開催された。  初日は久保慶浩氏(東京都開業)の講演「スタディクラブとの歩みの中で」を皮切りに、特別講演、テーマ講演「患者力・歯科医院力を高めるシステムづくり(3演者)」、「患者さんと共に考え、歩む予防とは(4演者)」、「歯科医療の未来のために Part1(竹内 弘氏)」が行われた。  とくに特別講演「The 1960-2060 Century of Dentistry」では、同会名誉会長であるDr.Daryl Beachが登壇。2010年までの半世紀の歯科医療を振り返ったうえで、50年後の歯科医療界を占った。そして2060年には「日本固有の歯科医師のライセンスはなくなり、世界的なライセンス制度になっている。また、再生医療の進展にともない現在の多くの治療法はなくなるだろう」との見解を示した。  2日目は、テーマ講演「CDCの咬合治療への取り組みの歴史と現在(3演者)」、「CDCのペリオはいま(3演者)」、「歯科医療の未来のために Part2(藤巻五朗氏、松岡 晃氏)」が行われた。多くの講演で長期経過症例を通しての考察がなされ、会場の参加者たちは熱心に見入っていた。

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