2010年11月21日掲載

<font color='green'><b>第10回日本訪問歯科医学会開催</b></font>

<font color='green'><b>第10回日本訪問歯科医学会開催</b></font>
 さる11月21日(日)、東京国際フォーラムにおいて、第10回日本訪問歯科医学会(柳澤 融会長)が、大会テーマを「地域を支える―訪問歯科診療の役割―」に掲げて盛大に開催された。来賓挨拶として山科 透氏(日本歯科医師会副会長)が登壇した。  本大会では、特別講演として牛山京子氏(山梨県歯科衛生士会監事)による「在宅における専門的口腔ケア」、鈴木 央氏(日本プライマリ・ケア連合学会理事)による「在宅医科歯科連携の現場から」、深山治久氏(医歯大教授)による「訪問診療時の医療面接」、秋広良昭氏(口腔機能研究会)による「訪問診療を易しくするためのノウハウ」、Eugene Sekiguchi氏(元ADA第140代会長)による「アメリカ式 訪問歯科」がそれぞれ講演された。  また、午後には川口 浩氏(歯科医師、衆議院議員)が急きょ駆けつけ、「国民の健康を支えるのが歯科医療。そして訪問歯科は地域の医療を支える最前線であり、もっと現場の声を上げていただきたい」と挨拶する様子も見られた。  そのほか会員講演5題、パネル発表3題が行われた。会場には若い歯科医師も多く見られ、訪問歯科への注目度の高さをうかがわせる大会であった。

関連する特集

Your TIME 2nd開催

「多職種連携」「健康管理」について既成概念にとらわれない形を追求する新たな文化祭

Your TIME 2nd開催

  • 社会
  • 2024年8月27日掲載