トピックス 2010年11月23日掲載 「日常臨床における歯周組織再生治療」をテーマに <font color='green'><b>エムドゲイン<sup>®</sup>ゲル特別講演会開催</b></font> 後で読む さる11月23日（火）、都市センターホテル（東京都）において、エムドゲイン®ゲル特別講演会（株式会社ヨシダ、生化学工業株式会社主催）が「日常臨床における歯周組織再生治療」をテーマに開催され、200名以上の参加者が集まった。 本講演会は2007年より年1回開催されており、今回で4回目。歯周組織再生療法に用いられる材料として厚生労働省の認可を受けているエムドゲイン®ゲルの有用性について、著名な演者陣による講演が行われた。以下に演題・演者を示す。 「歯周組織再生治療のあるべき姿」（和泉雄一氏、医歯大教授） 「歯周組織再生治療の中でのエムドゲイン®ゲルの位置づけを再考する」（弘岡秀明氏、東京都開業） 「歯周治療の概念と低侵襲性歯周外科手術の理論と実際」（伊藤公一氏、日大教授） 「再生治療への複合的なテクニックの応用と長期安定性について」（佐藤直志氏、秋田県開業） 「審美を考慮した歯周形成外科とクリニカルポイント」（申 基★（★＝吉２つ）氏、明海大教授） 「エムドゲイン®ゲルを用いた歯周組織再生療法からGBRまで」（船越栄次氏、福岡県開業） 各講演ではエムドゲイン®の有用性について、文献や臨床例とともに解説がなされたが、いずれの演者も材料ありきではなく、適応症を判断する能力や、治療技術の向上のためのトレーニングの必要性など、基本をきちんと行うことが重要であると強調した。 最後に、演者全員によるパネルディスカッションが行われた。参加者から多くの質問が寄せられるなど、歯周組織再生療法に対する関心の高さがうかがわれた。
