2016年11月29日掲載

時間を超過するほどの白熱した議論・要望がなされる

国民歯科問題議員連盟、総会を開催

国民歯科問題議員連盟、総会を開催
 さる11月29日(火)、自由民主党本部(東京都)において、国民歯科問題議員連盟(以下、議連、石井みどり事務局長、尾辻秀久会長)による総会が開催され、多数の衆参国会議員のほか、日本歯科医師会、日本歯科医師連盟の役員らが参集した。本議連は2008年に歯科問題に関する議員連盟として創設され、現時点で自民党最大の議連となっている。

 尾辻会長による挨拶のあと、石井みどり事務局長(参議院議員)による司会進行で議題が進められた。議題については、平成29年度歯科関係予算の概算要求について、田口円裕氏(厚生労働省医政局歯科保健課長)より、歯科口腔保健施策にかかる事項などの説明がなされた。また、堀 憲郎氏(日本歯科医師会長)、佐藤 保氏(同会副会長)、村岡宜明氏(同会専務理事)、瀬古口精良氏(同会常務理事)より、口腔健康管理の徹底が医療費全体の財政面に貢献することなど、詳細な資料をもとにアピールがなされたほか、平成29年度制度・予算や税制改正に関する要望について説明が行われた。

 その後、出席した議員からは、国民の健康増進・生活の質の向上に貢献する歯科医療に関する意見や要望が多数出され、時間を超過するほど熱心な議論がなされた。なお、本会で発言された内容を決議文としてまとめることも承認された。

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