企業|2024年12月18日掲載

モリタDHフォーラム×月刊「歯科衛生士」の初コラボ!

第15回モリタデンタルハイジニストフォーラム×歯科衛生士in東京が開催

第15回モリタデンタルハイジニストフォーラム×歯科衛生士in東京が開催

 さる12月15日(日)、大手町プレイスホール&カンファレンス(東京都)において、第15回モリタデンタルハイジニストフォーラム×歯科衛生士in東京(株式会社モリタ主催、クインテッセンス出版株式会社共催)が「あつまれ! 悩めるDH 昨日と違う私になる」のテーマのもと開催され、会場には約360名が参集した。

 5年ぶりのリアル開催となった本フォーラムは、今回、クインテッセンス出版と初のコラボ開催となり、月刊「歯科衛生士」でおなじみの講師陣が登壇。講演会場では、雑誌企画と連動した3講演が行われた。

 「あるあるトークで解決! DH臨床のエラー」では、落合真理子氏(K'sシャープニング代表)、髙橋規子氏(高田歯科)、萬田久美子氏(フリーランス)(すべて歯科衛生士)が講演。臨床でよく挙がる「シャープニング」「プロービング」「根面探知」「SRP」に関するお悩みについて、実演も交えて解説した。

 「院内コミュニケーションのお悩み解決!」では、井上 和氏(ぶっちゃけK's seminar主宰)、杉元信代氏(株式会社Himmel)(ともに歯科衛生士)が登壇し、参加者から事前に寄せられた院内コミュニケーションについてのお悩みに回答。院内コミュニケーションに悩む人は多いが、他人を変えようとするのではなく自身の考え方を変えることでコミュニケーションを円滑化させる考え方が提案された。

 「歯周病・う蝕の最新情報 2024」では、天野敦雄氏(大阪大学大学院特任教授)が講演。天野氏は冒頭、歯科衛生士の目標は「患者を主治医にすること」であると述べ、そのために必要な「最新病因論を知る」「フッ化物を知る」「OHIができる」「SRPができる」「オーラルケア商品を知る」という5つのポイントについて詳説。なかでも、令和のOHIでは教えるよりも支えるコーチングを行う必要があり、患者さんに目標やゴールを設定させること、患者さんの自己弁護に耳を傾け過ぎないこと、口の状況をいきなり説明せずに患者さんに考えさせることが重要であるとまとめた。

 そのほかにも、企業展示やミニセミナーが行われ、ランチョン企画ではデンタルライフデザインチャンネルのYouTube動画撮影が行われるなど盛会となった。

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