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社会|2020年3月29日掲載

EN東京発足記念講演会

若手歯科医師の育成を目標に東京へ進出

主宰の中田光太郎氏を中心としたEN東京理事ら。
主宰の中田光太郎氏を中心としたEN東京理事ら。
 2月8日(土)、9日(日)の両日、東京医科歯科大学(東京都)において、Enhancement of New dentistry(EN) 東京発足記念講演会が開催された。本会は2008年に関西で発足し、今年で12年目を迎える。主宰の中田光太郎氏(京都府開業)を中心とした講師陣が開催しているペリオドンタルプラスティックサージェリーマイクロアドバンスコースの卒業生を中心として“エビデンスベース”をモットーに勉強会が行われていたが、全国から参加希望が多数あったため、東京での発足に至った。

 初日は、2月10日発刊の中田氏の著書『切る 縫う 結ぶ ビジュアルで学ぶ歯周外科手術の原点』(クインテッセンス出版)の出版記念講演として、特に若手歯科医師に向けた他分野から学んだ基礎の重要性、歯科という仕事のおもしろさ、そして歯科医師という職業の楽しさについて熱く語った。

 2日目は、発足記念講演会として、岡田素平太氏(東京都開業)が「軟組織の歯槽堤保存術」、甘利佳之氏(東京都開業)が「矯正治療を伴ったインプラント補綴の治療戦略」、安斉昌照氏(神奈川県開業)が「審美歯科治療におけるピンクエステティック―乳頭再建―」、椎名康雅氏(千葉県開業)が「矯正専門医の立場から考察する“包括的歯科治療”について」、跡部明男氏(神奈川県開業)が「Change both organization and tissue」、三橋 晃氏(神奈川県開業)が、「Ni-Tiファイルを用いた効率の良い根管形成」、そして最後に中田氏が「審美のための受動的萌出全歯に対する歯冠長延長術」と題して、それぞれが講演した。

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