2021年1月6日掲載

Quintessenz Verlag、Christian W. Haase氏が出版事業を承継

Quintessenz Verlag、Christian W. Haase氏が出版事業を承継
 さる1月6日(水)、Quintessenz Verlags-GmbH(ドイツ・ベルリン、Christian W. Haase MD)は 1月1日付けでDr. h.c. Horst-Wolfgang HaaseからChristian W. Haase氏に経営を引き継ぎ、Christian W. Haase氏が最高経営責任者(Managing Director)に就任したことを発表した。また、昨年末までManaging Directorを務めていたDr. Alexander Ammannも同時期に退任した。

 1969年、Dr. Haaseは、1949年に父親のWalter Haase氏から引き継ぎ、すでに経営が軌道に乗っていたQuintessenz Verlagの経営に加わった。50年以上にわたり代表を務めたDr. Haaseは、国内外の歯科医学の発展に多大な貢献を果たした。Dr. Haaseのリーダーシップのもと、出版活動のフィールドをドイツだけでなく海外にまで拡大し、シカゴ(米国)と東京(日本)に主要な子会社を設立。誠実で献身的なスタッフとともに、歯科専門家の世界的なネットワークと世界中で多くの実りあるパートナーシップを築き、Quintessenz Verlagは世界有数の歯科出版社の1つとなった。雑誌、書籍、DVD、ビデオのみならず、最近ではデジタルメディアやイベントなども手掛け、拡大し続けている。

 Christian W. Haase氏は、すでに過去20年間にわたって同社とその経営にかかわっており、このネットワークと同社の出版活動の維持・拡大に取り組んできた。「私は豊かな伝統をもつクインテッセンス出版社を引き継ぎ、当社のチームやパートナーとともに将来に向けて発展させ、成功に導いていく所存です。COVID-19のパンデミックのために特に困難な時期に責任を負うことになりますが、このタイミングは逆に多くの機会を与えてくれてもいます。私たちはこの1年をうまく利用して新しいフォーマットや製品の開発と立ち上げを行ってきました。この点で私たちは成功しているので、将来を悲観的に考えてはおりません」と述べている。

関連する特集

Swans Tokyo開催

「白鳥勉強会」が名前も新たに始動、 1日で計28名が登壇し充実の講演会となる

Swans Tokyo開催

  • 社会
  • 2024年12月17日掲載