関連キーワード

社会|2022年8月2日掲載

クインテッセンス出版(株)

大泉 誠氏による第25回Webセミナーが開催

令和4年度診療報酬改定における重要点をていねいに解説し、好評を博した。
令和4年度診療報酬改定における重要点をていねいに解説し、好評を博した。
 6月29日(水)、大泉 誠氏(東京都開業)によるWEBINAR #25「Q&Aで疑問解決! 友の会限定 令和4年度保険請求 虎の巻」(クインテッセンス出版主催、モリタ共催)が開催された。本セミナーは『歯科保険請求2022』の姉妹書『早わかり!ナビゲーションブック2022年歯科保険請求』の内容をベースに進められた。

 冒頭、大泉氏は、主に初・再診料や電子的保健医療情報活用加算(オンライン資格確認)、歯科訪問診療料などの変更点について解説。なかでもオンライン資格確認について、マイナンバーカード通じて薬剤情報または特定健診情報などを取得し、その情報を活用して診療した場合の加算など、算定パターンを複数紹介した。また、診療時間が20分未満の訪問診療における訪問診療1(診療人数1名)の加算、訪問診療3(診療人数10名以上)の減算についても説明がなされた。

 続いて、口腔細菌定量検査や歯科部分パノラマ断層撮影などの新設項目における算定要件を満たす施設基準や対象患者について解説がなされた。また、口腔バイオフィルム感染症に対する口腔細菌定量検査に関する基本的な考え方について詳説。診断から治癒までのフローを示し、必要な処置や治癒の診断基準などが説明された。

 その後は、期中導入として保険収載されたCAD/CAM冠と磁性アタッチメントに言及し、算定項目を示しながら複雑な例についても解説がなされた。特に、磁性アタッチメントにおけるキーパーの脱離再装着の場合や除去の算定、新規キーパー装着など算定の可否に悩むケースについて詳説した。

関連する記事

関連する特集

i6 第6回総会開催

教育講演に岡﨑英起氏を招聘し、長期症例を挙げて治療時に重視すべきことが解説される

i6 第6回総会開催

  • 社会
  • 2024年12月24日掲載