社会|2024年11月7日掲載

岡田結実さん、高杉真宙さんが受賞、THE ALFEEが特別賞を受賞

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2024開催

ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2024開催

 さる11月7日(木)、丸ビルホール(東京都)において、ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー2024授賞式(公益社団法人日本歯科医師会主催、以下、日歯、高橋英登会長、株式会社ロッテ協賛)が開催された。本賞は、8020運動の一環として、毎年11月8日の“いい歯の日”の前後に、もっとも笑顔が素敵な各界の文化人・著名人を対象に、「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」実行委員会が選出し表彰するもの。31回目となる今回は、岡田結実さん(女優・タレント)・ 高杉真宙さん(俳優)が表彰され、そしてTHE ALFEE(桜井 賢さん、坂崎幸之助さん、高見沢俊彦さん、ミュージシャン)が特別賞として表彰された。

 主催者を代表し、高橋会長は挨拶の中で、「昨今、口腔の健康が全身の健康に影響することが知られてきており歯科医療に対する理解が深まってきている。われわれ歯科医師は、国民の皆さまの最期まで食べる・話す・笑うを支えていきたい」と述べた。

 引き続き、「いい歯は毎日を元気にプロジェクト」について、伊藤明彦氏(日歯常務理事)による本プロジェクトの趣旨と概要説明が行われた。氏は資料を供覧し、特に若年層の定期的な歯科医院受診率が低いことを指摘し、若いうちから口腔内の健康を保つことによって医療や介護の費用が抑えられると説明した。そして国民に口腔の健康への興味や関心を高めてもらうため「未来の歯産価値を、今からつくる。#投歯」プロジェクトを展開することを発表。投歯(セルフケアとプロフェッショナルケアで口腔の健康に努めること)、歯産価値(口腔環境が健康な状態を財産ととらえ、その状態がもたらす、良いもの・こと)、口腔負債(口腔環境の悪化やそれが原因で、将来的な医療費の負担増を招きかねない状態)の3つをキーワードに挙げ、今後は特設サイト、オリジナルショートドラマ、noteコンテストなどを展開していくとのこと。

 その後のトークセッションでは、司会者からの「歯とお口の健康維持のために心がけていることは?」との質問に対して、岡田さんは「食べたらすぐ歯を磨くこと」ととびきりの笑顔で答えた。高杉さんは「デンタルフロスをしてから歯磨きをする」、THE ALFEEを代表して高見沢さんは「定期的なクリーニングに行っており70歳になった今もすべて自分の歯である」と述べた。その後は全員で「あいうべ体操」の実践などを行った。

 なお、昨年は、白石麻衣さん(女優・モデル)、鈴木 福さん(俳優)が受賞している。

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