Web限定 2021年7月1日掲載 モテる男のための「使える靴」のトリセツ(Vol.7) 後で読む Vol.7:世界中で愛されるローファーの魅力 ローファーの変遷―カジュアルからフォーマルまで― ローファーという靴の名称がある。英語でLOAFERは「怠け者」という意味――。そう、靴紐を結ぶことを怠ける者のための靴というわけだ。 そもそも靴は、足を入れる時に大きく開口し、足を収めた後に足をフィットさせるというのが自然なものである。古来より、ブーツあるいは短靴であろうが、その「広げて閉じる」ために開口部を設け、紐や... 日髙竜介 ひだか・りょうすけ ワールド フットウェア ギャラリー ディレクター 1970年東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、グラクソスミスクライン(GSK)にてMRとして勤務後、26歳で現職に至るという異色の経歴をもつ。29歳でワールド フットウェア ギャラリー銀座店店長、30歳で同バイヤーに就任、31歳で同神宮前本店店長を兼務。その後、プレス業務、現場での販売を兼務。靴の歴史から成り立ち、世界での紳士靴の流行推移や今後の方向性、ヨーロッパの靴製造状況から日本での実際の販売現場まで一貫して体験し続けている珍しい存在。現在、TV出演、ファッション誌への執筆、講演やトークショーなど、紳士靴に関して活動範囲を広げている。※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。