Web限定 2023年2月1日掲載 ―患者さんとスタッフを幸せにする処方せん― 勝ち組歯科医に必要な『聴く力』(第2回) 後で読む 第2回:最後まで聴くことの大切さ 過度な効率化がもたらす負の副作用 第1回では「聴く力」を高めると起きる良いことについて紹介しました。しかしながら日常の忙しい診療現場で、患者さんやスタッフの話をゆっくり聴く機会は多くないのではありませんか。院長として経営を考えた場合、効率を高めることを優先します。患者さん一人当たりにかける時間を短くすれば、同じ診療時間内でより多くの患者さんを診察できます。また患者さんの待ち時間も短くできます。歯科医院に限らず、日本や世界の経営者が効率化を求め... 菊岡正芳 きくおか・まさよし 合同会社Kiku塾代表、一般社団法人日本リーダーコーチ協会代表理事 1961年生まれ。大手製薬(内資・外資)・臨床検査会社にて、マーケティング・セールス・人材開発部門長を歴任。聴く力で「聞けない菊岡さん」が「聴ける菊岡さん」に変わり、組織力向上を実体験。聴く力を高めて輝く人・モノ・サービスをつくる事業を行う。日本経済大学大学院経営学研究科・非常勤講師、薬剤師、キャリアコンサルタント2級技能士。著書に『売上を10倍にする「コンサル脳」のつくり方』『リーダーは「聴く力」が9割』(ぱる出版)がある。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。