2007年7月15日掲載

サイトカインをわかりやすく解説

<b><font color='green'>「村上伸也先生 特別講演会」開催</font></b>

<b><font color='green'>「村上伸也先生 特別講演会」開催</font></b>
 さる7月16日(月)、千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)にて「村上伸也先生 特別講演会」(JIADS主催)が開催された。  当日は村上伸也氏(大阪大学大学院歯学研究科教授)が、「歯周組織の恒常性維持と再生の分子基盤」と題して終日にわたり講演を行った。歯周組織再生療法において臨床応用が進んでいるサイトカインのなかで、現在臨床治験中で注目が集まるFGF-2(塩基性線維芽細胞増殖因子)について、その現況が示された。また、骨移植~GTR~EMDという流れで始まった歯周組織再生療法の現状や、サイトカインがどのような位置づけであるのかを示した鳥瞰図をもとに解説が行われるなど、一般臨床家向けに高度な基礎の内容がわかりやすく解説され、聴衆は聞き入っていた。

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