トピックス 2013年12月8日掲載 <font color='green'><b>「第8回モリタデンタルハイジニストフォーラム2013 in 大阪」開催</b></font> 後で読む さる12月8日(日)、グランキューブ大阪(大阪府)において、「第8回モリタデンタルハイジニストフォーラム2013 in 大阪」(株式会社モリタ主催、森田晴夫代表取締役社長)が開催された。歯科医師・歯科衛生士合わせて400名を超える参加者が集い、盛会となった。本会では、各演者による講演とメーカー展示が行われ、朝早くから多くの参加者が詰めかけ、賑わいを見せた。 本会の講演では、5名の演者を招聘。まず、西村好美氏((有)デンタルクリエーションアート代表)が「歯科衛生士が知ってお得!補綴形態~ダブルライセンスを取った理由~」と題して講演した。氏は、歯科技工士と歯科衛生士の資格を保有する立場から、補綴物が入った口腔内を診る際に歯科衛生士が着目すべきポイントや補綴物が適切な設計によって作製されたものであるかどうか見分ける方法について症例を供覧しながら説明した。続いて、宝田恭子氏(東京都開業)が登壇し、「あなたの口元みられてます~高齢者ケアから学ぶ笑顔とは?~」と題して講演した。氏は、自院の患者や介護施設の高齢者から学んだ高齢者ケアについて解説した他、猫背を解消するためのトレーニングや専用のクリームを用いた顔面マッサージの方法などアンチエイジングに役立つ実践法も披露した。 その後、石原美樹氏(フリーランス歯科衛生士)と水木さとみ氏((株)エム・エイチ・アイ代表)によるコラボレーション講演「grow up! skill up! コミュ力アップ!! ~動画で見る TBI&カウンセリングコミュニケーションのビフォーアフター~」が行われた。石原氏はTBI、水木氏は治療後のカウンセリングにおける患者への接し方や言葉遣い、会話の展開のしかた等について動画を交えて解説した。また、事前に参加者から寄せられた「対応に困る患者」の例を挙げ、その対応について両氏によるディスカッションも行われた。最後に、若林健史氏(東京都開業)が「救世主 歯科衛生士たちよ! 歯周病患者さんを救え」と題して講演を行った。氏は、歯周基本治療とメインテナンスは歯科衛生士業務の中でも特に重要な仕事であると位置づけ、数々の症例を提示しながら症例ごとに歯科衛生士の役割を解説した。