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  • <font color='green'><b>一般社団法人 日本歯科人間ドック学会第16回学術大会開催</b></font>

2013年12月14日掲載

「健口第一~健やかな生活へのいざない~」をテーマに

<font color='green'><b>一般社団法人 日本歯科人間ドック学会第16回学術大会開催</b></font>

<font color='green'><b>一般社団法人 日本歯科人間ドック学会第16回学術大会開催</b></font>
 さる12月13日(金)、14日(土)の両日、日本大学会館(東京都)にて、一般社団法人日本歯科人間ドック学会第16回学術大会(福本雅彦大会長、山根源之理事長)が「健口第一~健やかな生活へのいざない~」をテーマに開催され、200名以上が参加し盛会となった。  本大会では、特別講演1題、招待講演1題、教育講演1題、一般口演11題が行われた。まず福本大会長(日大松戸歯学部教授)による開会の挨拶後、一般口演1では6演題が行われた。原 節宏氏(日歯大准教授)による「機能性低血糖症と睡眠時ブラキシズム自覚の関連についてのアンケート調査」など、示唆に富んだ発表がつづいた。  つづいて招待講演として、奈良昌治氏(公益社団法人日本人間ドック学会理事長)による「予防先進国日本の人間ドックの歴史」の講演が行われた。氏は、「予防医学は日本のお家芸である」としたうえで、その理由として日本の予防医学には50年周期で3つの大きな波があったと紹介。1つめが、医学比較試験を世界で初めて行い脚気の食事治療を確立した高木兼寛、ワクチンを発明した北里柴三郎、世界の水道水に塩素ガスを混入して消毒し水道を介しての感染をなくした後藤新平の3氏が活躍した1900年前後、2つめが、人間ドックが誕生した1954年、3つめが、厚生労働省の特定健診、特定保健指導がスタートした2008年と紹介し、このように日本の予防医学は大正、昭和にすでに世界の最先端を歩んでいたという事実を医療関係者は知ることで、日本の予防医学の輝かしい歴史にもっと誇りと自信をもってほしいとまとめた。  なお、次回の第17回学術大会は、2014年11月14日(金)、15日(土)、北海道大学クラーク会館にて、安彦善裕大会長(北海道医療大教授)のもと開催予定。

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