2014年11月8日掲載

「「その」要望に応えるために」をテーマに

<font color="green"><B>第16回日本口腔顎顔面技工研究会学術大会開催</B></font>

<font color="green"><B>第16回日本口腔顎顔面技工研究会学術大会開催</B></font>
 さる11月8日(土)、日本歯科大学附属病院牛込ホール(東京都)において、「第16回日本口腔顎顔面技工研究会学術大会」(陶山日出美会長、長谷部俊一大会長)が開催された。今回は大会テーマを「「その」要望に応えるために」と題し、全国から口腔外科部門をもつ病院に勤務する歯科技工士をはじめとする多数の参加者を集め、一般口演9演題、特別講演2演題、宿題講演1演題、および招聘講演1演題が行われた。主な演題および演者は以下のとおり。 ○特別講演1「食べることに問題のある患者に歯科(歯科技工士)は何ができるのか?」(菊谷 武氏、日歯大大学院生命歯学研究科 臨床口腔機能学 教授/日歯大口腔リハビリテーション多摩クリニック院長) ○特別講演2「日本歯科大学附属病院に来院する口腔癌患者の現状とそこから読み取る今後の歯科医療の関わり―歯科技工士さんに認識しておいて頂きたい口腔癌との関係―」(柳下寿郎氏、日歯大附属病院歯科放射線・口腔病理診断科准教授) ○招聘講演「世界最先端を走り続ける顎顔面技工の現場から」(馬場友美氏、UCLA歯学部顎顔面補綴科ラボラトリースーパーバイザー) ○宿題講演「徳島大学における3Dプリンターの導入と活用について」(清水裕次氏、徳島大病院診療支援部歯科医療部門長 主任歯科技工士)  これらの演題はもとより、各種一般口演においても活発な質疑応答が繰り広げられる盛会となっていた。なお、本大会については参加者によるレポートを「QDT」2015年の近号に掲載予定。

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