2014年11月9日掲載

寺西邦彦氏をはじめ8名のエキスパートが歯科臨床を語りつくす

<font color="green"><B>2014 BOSTON5 特別講演会開催</B></font>

<font color="green"><B>2014 BOSTON5 特別講演会開催</B></font>
 さる11月9日(日)、株式会社ヨシダ(東京都)にて、2014 BOSTON5 特別講演会(村田 功会長)が「エキスパートが語る歯科臨床」をテーマに盛大に開催された。  第1部では、歯科の各領域に精通した5名の演者が登壇。小川洋一氏(東京都開業)は一口腔単位の診断に基づいた欠損補綴としてのインプラント治療について、鈴木健造氏(東京都開業)は多数歯欠損を中心にインプラント治療で審美的結果を得るための治療戦略について、三橋 晃氏(神奈川県開業)は歯内療法におけるマイクロスコープ応用の有意性について、小池軍平氏(神奈川県開業)は歯科用光学印象型CAD/CAMの現状と展望について、大多良俊光氏(東京都開業)はデジタルデンティストリーの応用、インプラント治療におけるガイデッドサージェリーの要点について解説した。  第2部では、寺西邦彦氏(東京都開業)が「俺の歯科臨床35年、その変遷と現在」と題した特別講演を展開。Dr. Raymond L. Kimをはじめとする恩師からの教えを紹介するとともに、これまで心血を注いできた義歯治療、歯周補綴、矯正治療、インプラント治療について幅広く語り、包括歯科臨床の重要性を再確認した。  第3部のシンポジウム「私たちの反省・失敗症例から学んで欲しい!」では、小川勝久氏(東京都開業)と村田 功会長(東京都開業)が、不良な位置に埋入されたインプラントのリカバリーを試みた症例を供覧。各演者および会場の参加者が忌憚のない意見を述べ、熱のこもったディスカッションが展開されるなど、終始盛況の本講演会を象徴する内容となった。

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