2016年1月10日掲載
テーマに「エビデンスを超えるもの」
第20回米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナー開催
午前に二階堂会長(タフツ大)、岡崎恵一郎氏(オレゴンヘルスサイエンス大)、錦織 淳氏(インディアナ大)、築山鉄平氏(タフツ大)、須田剛義氏(タフツ大)、船越栄次氏(タフツ大/インディアナ大)の6名、午後に菅野文雄氏(ペンシルバニア大)、石井 宏氏(ペンシルバニア大)、梅津清隆氏(ロマリンダ大)、清水宏泰氏(タフツ大)、田中利典氏(コロンビア大)、岩田健男氏(インディアナ大)の6名が登壇し、それぞれ30分の講演が行われた(カッコ内は出身大学院)。
ペリオ、補綴、エンド、矯正、インプラントの各分野の専門家12名がエビデンスの先のdecision makingまで突っ込んだ内容を講演したものとなったが、午前と午後の最後に登壇した本会でも指導的な立場にある船越氏と岩田氏の2名の講演はメモリアル講演ともなり、「国内だけでなく、世界にもっと発信していくべき」、「臨床例の記録を論文や書籍でさらに発信すべき」との若手臨床家を鼓舞する発言が聞かれるなど、さらなる会の発展を予感させる大会となった。