Web限定 2024年3月1日掲載 パノラマ・CT所見で考える 智歯の診断・治療・管理(第3回) 後で読む 第3回:下顎智歯抜歯の難易度 下顎埋伏智歯の難易度 歯科医師の先生方は下顎水平埋伏智歯を抜歯する際、難易度を評価して予約時間を設定すると思います。また、難易度によって自身で抜歯が難しいと判断すれば、専門の医療機関に抜歯を依頼するのではないでしょうか(図1)。 今回は、下顎智歯抜歯において自院で対応すべきか、専門の医療機関に依頼するかを判断するための指標として、さまざまな抜歯の難易度を挙げてみたいと思います。下顎埋伏智歯の難易度について、図2に示すとおり12項目のポイントが挙げられ... 山城崇裕 やましろ・たかひろ 福岡県開業 2000年、九州大学歯学部卒業後、九州大学病院顔面口腔外科勤務。2006年、博士号取得(歯学博士)。飯塚病院歯科口腔外科、大隅鹿屋病院歯科口腔外科、九州大学顔面口腔外科、福岡県内の歯科医院を経て、2016年、やましろ歯科口腔外科開院(福岡県福津市)。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。