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資料|2020年2月27日掲載

令和元年度学校保健統計速報

12歳児DMF歯数0.70本、過去最低を更新

中学校におけるむし歯(う蝕)の被患率などの推移。文部科学省の資料をもとに編集部作成。
中学校におけるむし歯(う蝕)の被患率などの推移。文部科学省の資料をもとに編集部作成。
 2019年12月20日(金)、文部科学省は「令和元年度学校保健統計速報」を公表した。本調査は、学校における幼児、児童・生徒の発育および健康の状態を明らかにすることを目的に、1948(昭和23)年度より毎年実施されている。

 本調査の中の健康状態で令和元年度の「むし歯(う歯)」の割合は、幼稚園31.16%、小学校44.82%、中学校34.00%、高等学校43.68%となっている。すべての学校段階で前年度より減少し、中学校および高等学校においては過去最少を更新した。

 また、中学校1年(12歳)のみを調査対象としている永久歯の1人当たりの平均むし歯等数(喪失歯および処置歯数を含む)は、前年度より0.04本減少して0.70本となり、昭和59 年度の調査開始以降ほぼ毎年減少し、こちらも過去最低となっている。

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