歯科界のトレンド 2020年12月号掲載 vol.11(最終回) 幼少期を過ごした時代背景が高齢になっても大臼歯の存在率に影響する? 後で読む 日本歯科総合研究機構では、NDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)を厚労省より貸与を受けて分析しています。2016年4月診療分データから年齢群の各歯種の存在率を分析したその結果の一部を解説します。● 研究方法 2016年4月診療分レセプトのうち20歳以上を対象とし、歯周炎病名を有するレセプトから智歯を除く各歯種の存在率を算出しました。男性は245万件、女性は350万件を対象とし、同時期の各年齢別人口に占める割合は男性では4.9%、女性は6.4%でした。● 結 果 図では、い... 恒石美登里 つねいし・みどり 日本歯科総合研究機構主任研究員 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。