Dr. 上野の奮闘記 2023年12月号掲載 Vol.11(最終回) これからの多職種連携とは 後で読む 精神科病院における歯科医療職の現状と役割 これまで精神科病院という特殊な環境のなかで歯科医療職が行っていることや、歯学部附属病院の口腔内科についてお話ししてきました。 精神科病院の歯科医療職は、常勤内科医師不在の日は、いわゆる身体医としての役割も重要で、特にコロナ禍にはICD(インフェクションコントロールドクター)としての業務も多数行う必要がありました。また、日々の歯科治療や口腔外科診療のほかに、食形態やとろみ、口腔ケアの方法、内服薬の剤形・投与方法など、多くの診察依頼があり... 上野繭美 うえの・まゆみ 2006年、福岡歯科大学歯学部卒業。2016年、鶴見大学歯学部口腔内科学講座。2019年、医療法人財団青山会福井記念病院へ出向、同病院の食の安全推進委員会委員長、感染対策委員会委員長。2024年、鶴見大学歯学部口腔内科学講座、医療法人誠心会神奈川病院・あさひの丘病院勤務。日本歯科心身医学会認定医。日本口腔内科学会認定医。労働衛生コンサルタント(保健衛生)。ICD 協議会認定インフェクションコントロールドクター。 ※掲載中の情報は紙・誌面掲載時のものです。